私のロック

 

最近ずっとコロナ化での声出し禁止とかモッシュ禁止とかをずっと耐えてきて、音楽がほんとに大切な人だけしか行けなかったあの時のフェスとかライブを体験したことある人はこんな事しないと思うってずっと思ってた。

この2年間ずっと守ってきた私のロックを壊された気分になった。普通に声出して今まで何もなかったみたいにライブを楽しんでる。

違うじゃん、なんで頑張ってきたものを無くしちゃうの?って思った。挑戦って言ってしまえばいいのかも知れないけど、私にはそれは耐えられない。

AGEがまさにそうだった。ロックだと思ってたけどまるで海外のようにライブを楽しんでいた。

何が正解かわかんなくなった。どうでもいい奴は、だからカッコ良くないんだよって跳ね除けることができたけど、好きなバンドはそう簡単にはいかなかった。

そのもやもやが溜まってたとき、普通は声出すなよっていうのにTAKUYAさんは声出さなくていいよ、今がダメなら来年、それがダメなら再来年、諦めるなよって言ってくれた。

聞いた瞬間の涙が溢れた。私が好きなロックはこれだし私の正解がでた。声を出さなくていいだなんて、こんなにも優しく伝えてくれるカッコいい人はこの人だけなんだろうな。歌も毎回セトリが同じなのかもしれないけど、何度聞いても気持ちが溢れて涙が堪えきれない。すごく遠いのにTAKUYAさんがすごく輝いてた。暗いけど確かに周りに人も居るし少し雨が降っているのも分かる。けどこの人しか見えなかった。

がんばろってライブあととかいつも思うけどそれだけじゃ足りないなって思った。

 

俺が毎日走ってるのは健康のためじゃなくて全力でライブするためって始まったプレイングランも

今1番届けたいって始まったENも7日目のセミ

フリーダムも全部全部最高すぎた。

音楽は公平。って言ってた。

耳聞こえない人もいるのに何言ってるの?って思ったけど、俺は知ってるスピーカーに手を置いて振動を聞いてるファンをって

すごいなってほんとに思う。

 

人って絶対黒い部分が見えるのにこの人は優しい色に変えることができる。

ほんとにありがとう。

 

マジでずっと泣いてたと思う。

信じてる人だけ手叩きしてっていう時も泣きすぎて必死にやってたし拳もあげられない。顔を下げないように必死だった。

ほんと音楽はさいこう